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■ BLゲームレビュー【帝国千戦記〜千夜の夢〜】 ■ |
ゲームタイトル |
帝国千戦記〜千夜の夢〜 |
帝国千戦記 通常版
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発売日・定価 |
全年齢対象版― 2004年4月23日・7,500円(税込7,875円)
追加ディスク「千夜の夢」― 2004年4月23日・4,500円(税込4,725円) |
メーカー |
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ジャンル |
戦国SLG+ADV |
対応機種・動作環境 |
Win 98/2000Pro/Me/XP |
年齢制限 |
18禁(追加ディスクインストール時) |
ボイス |
あり |
内容 |
ある巨大な帝国が滅びた。
時代がうねりを上げ、動き始めた。各地の豪族たちは、一斉に統一国家を目指し、兵を挙げ、猛進した。紅蓮の炎のごとく大地は焼かれ、水は枯れ、人々はなすすべもなく時代の波に呑まれていった。
やがて、強大な権力を持つ三つの一族たちが、帝国を三分し、それぞれの国を、統治することとなった。
今回の物語は、その中のまだ名もない、生まれたばかりの一つの国の話。
神童と呼ばれた青年が、歴史を変えた帝国千戦記。
(メーカーHPより) |
総評 |
★★★★★
すーごーいー!プレイして損はないです! |
* ゲーム語り *
感動と大興奮の嵐です。
ルート分岐の壮絶さに尻込みして、なかなか始められませんでした(笑)かなり遅れましたが、無事コンプしたのでレビューします♪ちょっと色々語りたいー!!
まだまだプレイ後の余韻が残っているので、突っ走って行きますよー(うわぁ)
総合して見ると、とっても良作ゲームです。超大作と豪語できるくらい素晴らしいと思います。
目立った難点も不満もありませんし、ストレス感じずにサクサク進めました。というか、一旦始めるとエンドを見るまで止められないというか・・・・ある意味麻薬的なゲームだと思う。プレイヤーを帝国の世界へグングン引っ張っていくカンジで、嵌ったら抜け出せませんでしたー!
なので、お手軽にBLゲームを楽しみたい方には辛い部分があるかもしれません。エンドに辿り着くのも攻略情報なしには難しいかも・・・・。これから始めるのであれば、攻略サイトのお世話になるのが無難かと思います。私は、知人の助けを借りてスムーズに攻略できました♪・・・多分、自力コンプは限りなく無理に近かったです。私の場合は(汗)
メインキャラの必須選択肢の見極めやら、鬼畜ルートへの分岐点やらが始めのうちは全然予想出来ないと思うので、適当に進めるとバッドになるか、誰のキャラルートにも入らず終わるかなぁ。また、一旦ルートに入ってからも、重要な選択肢を間違えるとキャラエンドにならないことが多いので、セーブはこまめするほうが無難でしょう。セーブが必要なわりに、セーブ数は少ないのが難点といえばそうなのかも。
また、 攻略時のセーブは選択肢間違えた際のリロードというくらいの気持ちで十分かと。というのも、同時キャラ攻略というのが不可能なので、それぞれキャラ毎に最初っから初めて、そこからエンドが分岐するのがほとんどなので・・・。ただし私の場合は、旺珂・朱緋真・氷霧は前半(23節まで)は同じデータで、25節以降でそれぞれ必須選択肢外して攻略しました。
ただし、途中セーブで始めると、武器持ち越しが出来ないので注意して下さい!
一度クリアすると、入手した武器・装備はそのままという嬉しいシステムですが、そのために、いちいち最初っからプレイするのは正直ちとキツイです〜(-_-;)
攻略キャラ7人だし、後半の個別シナリオもボリュームがあるので、既読スキップ使ってもだいぶ時間を要します。
まぁ、特にコンプせずとも、お気に入りのキャラのみの攻略でも不完全燃焼はないと思うので、絞ってプレイするのも、それはそれでアリでしょう♪フルコンプのおまけもないですので(>_<)
えっと・・・・最初に述べたとおり、とにかく大作だと思います。システム面では少々使い勝手が悪い部分もありますが、慣れれば無問題です。慣れて下さい(笑)・・・人それぞれかなとは思いますが。
あ、でも一度ゲームを始めると、タイトルメニュー画面に戻れないのはどうなのかと・・・(・_・;)「出口」の部分って、メニューに戻る機能で良かったのにと思うのは私だけ・・・?
原画・CGのクォリティは高いと思います。原画は「冤罪」に引き続き由良さんです。絵の魅せ方や塗りは相変わらず凄いの一言。多少バラつきはありますけど、全体的に綺麗で丁寧なものが多いかな。
ただ、製作期間が長かったせいか、人物の顔や身体(特に筋肉のつき方)がCGによって違ったり・・・。特に主人公の青樺は、別人度が高いですー(汗)筋肉のつき方とか、相手によってかなり違ってるのでとっても気になってしまいました。基本的に、受の場合は細身で攻だと腕や胸板にしっかり筋肉ついてたりするので、「誰っ!?」って思っちゃいます。
キャラデザの統一化がちゃんと成されていないのは残念でした・・・。一応、顔グラフィックが基本だと思うので、それに沿わせたCGだと良かったなぁ。とっても綺麗な絵だけに、余計悔やまれます。
音楽はとても良いです。もぉ初っ端のOPムービーが素敵過ぎてーvvv未だに観賞すると泣けてきちゃいます・・・。プレイ前にみるのも良いですが、プレイ後に見るのも違った印象を持てて楽しいかと思います。ゲーム中のBGMも種類が豊富で場面場面で盛り立てていくのに一役買ってましたし、繊細なものやら、臨場感あふれる壮大なものまで、いろいろバリエーションがあって楽しかった。
ただ、曲の感じとタイトルがあってないものもありましたね。特に「農村」っていうのは、なんだろう・・・負を前面に出しててあまり好きじゃなかったです・・・。
その他では、違和感感じたものもなく全体的にはいい曲が多かったです。
とにかく、攻略までの道のりは長いので覚悟が必要でしょう。ですが、萌えキャラが1人でもいたら他ルートでの行動に萌えを感じるのも可能かと思いますので、さほど攻略は苦ではないかも。
私は、元堅にまさかのフォーリンラヴ(笑)でしたので、とっても楽しくプレイできました♪いつでもどこでも、青樺を優しく大事にしてくれる元堅には本気で惚れます。(元堅以外のルートで青樺が「オヤジ」とか言ってるのを見ると切なくなりました・・・あんなに元堅ルートではメロメロになってたくせに!(笑))
また、ここぞとばかりに鬼畜・陵辱を集結したルートでは、相手によって差はあるものの、青樺ちゃんがとんでもなく陰湿で粗暴な態度をとったりするので悲しくなります・・・。特に、氷霧や朱緋真ルートは辛かった・・・見てて凄く痛々しくって。青樺、人格変わってます(・_・;)
ですが、鬼畜ルートでも丁寧にバックグラウンドが描かれていて、シナリオとして成り立っているものもあるので見ないと損ですね。李琉舜のなんか良かったなぁ・・・・。
元堅はやっぱりいい人でした(笑)どこまでも、青樺を大事に大切にしてくれて感動。泣きます。
貴沙烙・旺珂は無理やり過ぎて、展開についていけない部分もありました。青樺のことを思うがゆえの歪んだ愛情って言うのかな。精神的に痛いかも。
総合的に、やってみて絶対損はないゲームです。エロは勘弁してという方も全年齢ディスクのみで、十分楽しめると思いますし、いろんなカップリや人間模様が散りばめられているので、萌え度はとても高いです♪シナリオも深いですし、ちょっとダークな雰囲気があっても大丈夫であれば、より一層楽しめます。
また、PC版では攻略対象じゃなかった2人のルートを追加した、PS2版も発売されていますのでこちらもおススメ☆スパイである幼馴染と暗殺者が加わりました。私もPC版でとっても気になっていたキャラなので、機会があれば是非プレイしてみたい・・・・。(特に暗殺者の李暫怜)
2006.04 |
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